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葬式の香典返しは商品券でも大丈夫!但し選択には工夫が必要

 

大切な人との別れに際し、葬儀の準備も整えたはずが、やるべきことがまだ残っています。

 

それは「香典返し」。

身内の葬儀で香典返しを対応するなんて、そうあることではありません。どう対応すれば良いのか戸惑ってしまうかたもあるのではないでしょうか。

 

というのも葬儀は葬儀屋さんに任せることができても、香典返しにおいては、まずは御親族のやり方に沿った形、つまり自身が選ぶことが一般的だからです。

 

心穏やかでない時期に、何が良いか深く考えられないということもあるでしょう。

 

そんなとき、商品券を使用するという方法があります。

 

今回は香典返しに「商品券」を使用するときの工夫と注意点についてご説明をしていきます。

 

葬式の香典返しの時期はいつからいつまでに送るのが妥当か?

カレンダーのイメージ

まず、葬式後の香典返しについてですが、送る時期は49日を過ぎてからとなっています。

 

これを「忌が明ける」といい、弔事を滞りなく終えたことをお知らせする意味も含め、挨拶状と共に贈ります。

 

このとき、直接手渡しでなく配送という方法を選んでも失礼には当たりません。

 

ここまでに滞りなく香典返しの準備を進めておきたいものですが、香典の中身を開いてみると意外にも高額をいただいており、お返しをどうするか困ってしまうということがあると思います。

 

そんなときに最近では商品券を選ぶ場合が多く、受け取る側からも喜ばれることがあります。

 

ただし、喪主から見て目上にあたる人に香典返しを選ぶ際には、商品券を贈るというのは避けたほうが無難と言われており、注意が必要です。

 

香典返しに手紙を添える場合!お礼状は手書きでも印刷でもOK!

香典返しに商品券を選び、これを贈る際には、お礼状を添えるようにします。

やっとここまできたのに、お礼状を一枚一枚手書きしなければならないなんて気が重いと思われた場合は、印刷でもOKです。

 

手書きでなければ失礼にあたるということはありませんので文面を考えて、必要枚数印刷することにしましょう。

 

ここで大事なのは商品券の場合は現金ではないにしろ、金券だということです。

 

そこで香典返しを商品券で贈る際には、追跡調査つきの書留(郵送)が望ましいです。

 

まとめ

大変な香典返しの対応も、商品券を選ぶことにより、精神的にも作業的にも随分と負担が軽減がなされたのではないでしょうか?

 

ただ先ほども述べたように、目上の人に贈る場合、商品券は避けた方がよいという考え方があります。

 

額面が表記されたものを贈るのは相手から「生活に困っていると思われた」ととられる場合があるからです。

 

受け取ることも頭に入れながら、失礼のないようにお返しすることが大切です。

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