マナーのアイデア

葬式で飾った花はどうする?供花の処理に決まったルールは無い

少し前に身内に不幸があり葬儀に参列しました。こういったことは慣れられるものでもありませんね。慣れなかったことの一つが帰りにいただいた「花」。結婚式では帰りにもらった経験がありますが、葬儀の花はいいのかな…と戸惑ってしまいました。でも遺族にとっても沢山の花は悩みどころですよね。葬儀の後に大量に残ったお花、一体どうすればいいのでしょう。

捨てることもできないお葬式の花。ご近所に配るのは非常識?

花で飾られた祭壇は、故人の歩んだ道のりや人柄を偲ばせるデザインに工夫されていることが多いです。そのため、心を込めて見送りたい遺族の思いを表現しやすいと人気です。有名人の葬儀でも生花祭壇が主流となり今や違和感はありませんが、実はここ30年ほどで普及した飾り方。そのため新しい習慣ゆえにまだ決まった伝統はないのが実際のところのようです。

  • 誰のためのもの?

祭壇の花は基本的には故人に手向けられたものです。そのため、まずは故人の棺に手向け、余ったものをどうするかという話になります。

  • 希望者に配る業者

棺にいれて余った分は、業者が遺族や希望した参列者の持ち帰り用にブーケなどに仕立てて配ってくれるケースが多いようです。

  • 賛否両論、地域差も

葬儀の後に花を配るか配らないかと言うのは、もらう側からすれば実は賛否両論。

「縁起が悪いと感じた」

「故人に贈るものだから持ち帰るべきではない」

と抵抗を感じる人もいれば

「故人を偲んで家に飾ります」

「お仏壇にお供えします」

と大事に持ち帰る人もいます。

決まった儀礼はまだないので、土地柄にも大きく左右されるようです。

 

ここまでの事実を総合すると、ご近所の方におすそ分けのように配るというよりも、その方が弔問してくれたらその時に渡すのが普通のよう。後から配るのはやはりやめとくのが無難かもしれません。また、お花を持ち帰りたいかどうかは決まった作法がまだないので、相手の感覚も大切です。辞退する人への無理強いは禁物ですね。

葬儀で使った花は仏壇に供えても大丈夫?

葬儀で使ってもらってきた花は、なんだか縁起が悪いような気もしてしまいます。仏壇に供えたりしても大丈夫でしょうか?

  • 仏壇に供えるのはOK!

葬儀業者がまとめて配ってくれた花束。これはあくまでも供花として配られます。つまりお供え用です。したがって仏壇にお供えするのもお墓にお供えするのも問題ありません。

  • 余ったら

遺族分に配っても余るようであれば弔問客の希望者に持ち帰ってもらっても特にマナー違反ではありません。

  • どうしても持ち帰りたくない場合

心情的にどうしても抵抗があり持ち帰りたくないケースもあるのも、仕方のないことです。そんな時は葬儀社の方で引き取ってくれますので、相談してみましょう。

終わりに

葬儀の時に飾った供花の処理についてご紹介しました。

大切な人の見送りに使った花ですので無下にはしたくないですし、立派で美しい生花だったので部屋に飾りましたが、特に問題ないようでホッとしました。花を眺めるとほんの少し心が慰められるような気がしています。他の皆さんにとってもそうであればと願っています。

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