最近地球温暖化の影響で、気温が高くなりました。
以前は夏服を着るのは6月からでしたが、5月には半袖を着たくなるような日もありますね。
学生さんが冬服を着て、汗をかきながら登校するのも目に付きます。
学校によっては、臨機応変に対応してよいというところもありますが、小学生ぐらいだと、どう対応したら良いか迷うこともあるでしょう。
そこで、この衣替えのタイミングやそもそも衣替えがある理由を考えてみました。
最近は衣替えのタイミングがいつか学校によってそれぞれ
地域によっても違いますが、衣替えは大抵、6月1日と10月1日ですね。
寒い地域では6月15日と9月15日、暑い地域では、5月1日と11月1日に行われるところもあります。
でも最近は期日の前にすでに暑くなる年もあります。
学校も衣替えの日を決めてはいるものの、その前後を移行期間として、夏服でも冬服でも良いとしているところもあります。
特別気温が高くなると、早めに衣替えしても良いとする年もあるようです。
小学生ぐらいだと、他のお友達と違う服装をするのは勇気が要ります。
また臨機応変に上着を脱ぐとか、腕まくりをすることもできないでしょう。
ですから、保護者の方は学校からのお知らせを見逃さないようしないといけないですね。
そしてお子さんが暑くてたまらない様子なら、学校に問い合わせすることも必要でしょう。
衣替えにどんな意味があるか子どもにわかりやすく説明
衣替えは日本独特の習慣です。
ヨーロッパには衣替えの習慣はありません。
いつでも温暖あるいは冷涼なので、常に衣服は全部出してあって、夏に別珍の上着を着ることもあるのです。
日本は四季の変化がはっきりしていて、夏は30度以上になるし、冬は0度ということもあるのですね。
ですから、どうしても夏服と冬服を用意しなくてはなりません。
日本はずっと昔の平安時代から、旧暦の4月1日と10月1日に、夏服と冬服を着替える衣替えの習慣がありました。
それがずっと受け継がれて、明治時代には太陽暦の6月1日と10月1日に衣替えをすることになりました。
この頃役人や軍人、警察官、学生などの制服も衣替えをすることになったわけです。
その頃はこんなに気温が高くなることは想像できなかったでしょう。
ですから、現在は実情に合わなくなっているところもあるわけです。
これからはきっちり6月1日と10月1日と決めないで、余裕のある移行期間や臨機応変の衣替えが理想的でしょうね。
まとめ
衣替えは暑い夏、寒い冬のある日本独特の習慣です。
昔から、6月1日と10月1日頃衣替えが行われていました。
現在は気候変動で、以前よりも暑い日が多くなったので、衣替えも、移行期間をもうけたり臨機応変の対処をするようになりました。
小学生くらいのお子さんがいる家庭では、上手に対応してあげたいものですね。