暖かくなってくると、活動が活発になって嫌なのは虫。
その中でも極めて厄介と言えるのが“蜂”です。近くに大きな蜂の巣でも見つけてしまっては居ても立っても居られず慌ててしまいますよね。
自分のみならず、小さい子供が刺されないか…そう思うと、もう今すぐ駆除せずにはいられないでしょう。
しかし何も知識のないまま自分で退治しようとするのはもちろん危険なことです。
今日はそんな蜂の巣の駆除方法とプロに依頼する場合のポイントについて解説をしていきます。
蜂の巣の駆除にかかる時間や費用・料金の相場はどれぐらい?
そもそも焦って業者に電話をかけようにも、費用の相場はどれくいといったことは知らない方が多いのではないでしょうか。
相場としては、ミツバチやアシナガバチで8千円〜2万円。危険なスズメバチが1万円〜3万円ほどです。
家族の安全を天秤にかけたところで、これが果たして安いのか高いのか、なんとも言えないところではありますよね。
ただ、業者に電話をかける前にまずは「市役所」に聞いてみることをおすすめします。
なぜならば役所によっては蜂の駆除を無料で行ってくれるところもあるからなのです。
従って該当の役所が近くにないかどうか、ホームページなどで検索をしてみるのも方法としては良いかもしれません。
また、プロの業者による蜂の巣駆除にかかる時間ですが、これには1時間もかからず、早ければ10分で終わる場合もあります。
自分で蜂の巣を駆除する方法!素人がスプレーで挑んでも大丈夫?
作り始めの巣(直径10~15cm程度)のものであったり、巣のできた場所が駆除しやすいかどうかにもよりけりですが、自分で駆除が可能な場合もあります。
この場合、厚手の長袖長ズボンを着用の上にレインコートを着るようにし、帽子やゴーグル、長靴や手袋などの装備が必要となります。
また、蜂の巣を落とすための長い棒と、蜂の活動が鈍くなる日没後2、3時間を狙うため、懐中電灯も必要になるでしょう。
駆除方法としては殺虫スプレーを3mほど離れた場所から、巣の表面に向けて2、3分続けて噴射します。
さらに巣の中にも蜂が大量に残っているため、巣に近づいて、入り口から中に向かってさらに噴射を続けます。
次に棒を使って巣を落としたら、攻撃してくる蜂に注意しながらゴミ袋に入れ口をしっかりと閉じるようにします。
このようにあくまで安全第一と考えることができれば市販の殺虫スプレーで蜂の巣駆除も可能です。
但し、少しでも危険だと感じた場合は無理をせず中断するようにし、プロの業者に任せるようにしましょう。