天気の良い日は布団を干して、フッカフカのお布団で家族を気持ちよく寝かせてあげたい！って思いますよね。
新米主婦なりに重たい布団を頑張って干しているのですが、ふと、これって意味あるのかな？と思ったり、この干し方でいいのかな？と思ったり。布団干しについてもっと詳しくなりましょう。
布団を天日干しする意味！それは乾燥が目的！派生効果でダニ・カビも寄せ付けない！
そもそも布団はなぜ干さないといけないのでしょうか？
別に水をこぼしたわけでもないのに不思議〜！って思いませんか？
実は人は、寝ている間に意外に汗をかいてるんです。その量、なんとコップ１杯分！
思ったよりもうんと湿ってるんですね…。
そして、湿った布団のまま使っていると何が起こるかというと、カビの胞子が活性化し始めます。
つまり、適度な湿度のある環境になるとカビが芽吹いて増え始めるんですね。
さらにそのカビを餌に増えるのがみなさんおなじみのダニ。
カビや人間の皮膚片（フケとか垢とか）などを餌に育って、家族を作って、また増えて…。さながらダニ牧場になってしまうわけです…。
これを食い止めるには布団を乾燥させること！
定期的に天日干しすることでしっかりと乾燥して、カビやダニの発生しにくい状態にしておくのがいいんですね。
（でも、例外が一つ。羽毛布団は天日だと傷んでしまう恐れがあるので、陰干しです。家の中で広げていればいいくらいだそうですよ。
布団を干すとき叩くと気持ちいいけど無駄！ダニは掃除機で吸え！
布団干しの時、パンパン叩きませんか？私は叩いていました。気持ちいいし、その方がダニを追いだせそう！と思っていたので。でも実はNGなんです！
布団を叩くことで出てくるホコリは大部分が布団の中のワタがちぎれたもので、ダニとかダニの死骸じゃないんです。布団が傷むだけで効果ゼロ。
では布団を干して死んだダニはどうするかというと、「掃除機で吸う」！これが一番。
布団用の掃除機ノズルも販売されているので、一つ持っておくと役に立ちます。
どうしても布団叩きを使いたい人は、横に撫でるようにさっさっと滑らせれば充分なんですよ！
布団の天日干しは何時間ぐらいで効果が出るか？
あともう一つ気になるのは、どれくらい干せばいいかですよね。
有名布団メーカーのサイトを見てみたら、「朝１０時ごろ〜昼２時ごろくらいの間に、夏なら片面１時間ずつ干す」とありました！
午後３時以降になると、逆に湿度が上がっていて布団が湿ってしまうので、それまでに取り込むのが鉄則です。
特に夏は紫外線が強いので、午前中がベストです。冬場は日差しが一番強いお昼12時前後に、夏より長めに干すといいそうですよ。
まとめ
布団の効果的な天日干しの方法と干し時間などをご紹介しました！
上手に干して、お日様の匂いのするふかふか布団でいい夢見ちゃいましょう〜！