毎日満員電車に揺られてコンクリートジャングルで仕事していると、この都会から脱出して田舎でのんびり暮らしたい…という憧れが募る今日この頃です。
子供が二人いて色々と難しい部分もあるのですが、妻は専業主婦なのでなんとかならないかなあと思ったり…。
でも田舎暮らしがそんなに難しいことじゃなかったらもっとみんなやっているはずですよね。きっと現実は甘くないんだろうなあ。
目次
田舎への移住は想像もしない大変さが待っている
憧れてやまない田舎暮らしですが、僕のように都会暮らししか経験のない人には想像もできない苦労が色々とあるみたい。そこで田舎暮らしの大変さベスト5をまとめてみました。
第1位「意外と生活費がかかる」
田舎の方が国民健康保険も負担が大きく、医療費がかかりがちになることがあります。
また、都会と違ってスーパーが近隣にいくつもあるわけではないので価格競争がなく、物価がとても高いこともあります。
物によっては都会の2倍3倍の値段がついていることがあるそうですよ。
第2位「仕事がない」
基本的に田舎移住は自分で畑を耕して自給自足することが前提になっていることが多いのだそう。
仕事の口を探そうにも、都会のようにはなかなか見つからないのが現実です。
それでは自分でと、田舎でなにか自営業を始めるにしても、お客さんがどのくらいくるのか、
健全な資金繰りができるのか…。難しいところです。
第3位「人付き合いが難しい」
すでに昔から出来上がっているコミュニティに入っていくのはとてもたいへんな努力を要します。
また、本人が頑張って溶け込もうとしても相手が受け入れ難いと言うこともよく起こるようで…。
第4位「プライバシーがない」
田舎特有ですが、鍵をかけずお互い出入り自由が不文律になっているお家が多数あるとのこと。
知らないうちに近所の人が入って洗濯物を取り込んでくれていた!なんて聞きます…。
都会人の感覚からすると、急に家に他人が入ってくるとびっくりしますよね。
第5位「家のメンテナンス」
特に古民家などを購入して移り住んだ人の話ですが、田舎で長年空いていた空き家はメンテナンスが本当に大変だとか。虫、ネズミハウスダスト、相次ぐ修繕に隙間風…。
お金もとてもかかりますし、中には体調不良に陥る人もいるようです。
憧れの田舎暮らし!移住してわかった理想と現実
調べれば調べるほど、田舎暮らしはいいことばかりでもない現実が見えてきた気がします。理想は「地元の人が温かく迎え入れてくれて、お互いに助け合いながら切磋琢磨して、穏やかに暮らしていく」ことですが、現実にはその反対のことも多いようです。
特に限界集落ともなると、非常に閉鎖的で新しい人や考えを受け入れにくく、新参者には辛いことも多いとか。
また、自給自足=悠々自適とふわっとイメージしてしまいますが、実際にやってみると朝早くから作業しなければならず、一生懸命野菜を育てても気候に左右されて安定しないなど、なかなか現実はシビアです。
食べていくためのしっかりとした資金確保が必要ですね。
当たり前のことかもしれませんが、憧れだけで突っ走らず、しっかりと移住計画を立てることが大事です。