出張が多いため駅のコインロッカーをよく使う私ですが、コインロッカーの説明って細かいことがわからないことが多くはありませんか?
例えば、終電が行ってしまうと駅のシャッターが降りてしまって、コインロッカーにたどり着けなくなったらどうするのか?
「1日500円」の「1日」って、いつからいつまでをカウントしてるのか?疑問を解決します!
コインロッカーの料金。日をまたいで翌日まで使うことは可能か?
終電時刻が基準
まず、駅のコインロッカーは、終電までを1日とみなすことが多いことを念頭におきます。
もし終電が0時頃であれば0時、午前1時頃であれば午前1時となっていることが多いのです。
駅によっても違うので、使用の際に規約を確認しましょう。したがって、ロッカー使用について「日をまたぐ」という場合「そのコインロッカーの規約の基準時刻を超える」という意味になります。
中身を取り損ねたら翌日まで使用OK?
事実上OKです。荷物を入れっぱなしにしても翌朝すぐ撤去されてしまう、ということはありません。
しかし、上限時間をすぎて利用されているコインロッカーは一定の基準期間を待って運営・管理している管理会社によって開けられます。
その際、荷物は遺失物として警察署に届けられてしまいます。ちなみに警察署が遺失物を公示・保管していてくれるのは3ヶ月間。それをすぎると業者に払い下げられます。
超過利用の上限時間は、短いところでは超過半日程度のこともあれば、24時間、48時間というロッカーも。荷物の入れっぱなしは2-3日程度が限度、というところが多いです。
コインロッカーって延滞追加料金があるの?
コインロッカーは時間貸しですので、もちろん延滞追加料金は発生します!
例えば、<1日500円><日またぎリミット午前1時>の規約のあるコインロッカーに朝9時に預けて、翌日の朝9時に回収するとします。
その場合は日をまたいでいるので、二日分利用したカウントになり、預けた時の500円に加えて翌日1日分の500円の料金も発生します。
一方、同じコインロッカーに深夜1時すぎに荷物を預け、ホテルに帰って少し寝て、翌日の日中行動して、夜の0時にロッカー内の荷物を回収して終電で帰るとします。
この場合は、規約による「日をまたいでいない」ので、1日料金で500円ポッキリとなります。体感的にはなんとなく不思議な感じがしますね。規約をよく読み、気をつけて利用しましょう。