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喪主が絶対間違えたくない!挨拶で使ってはいけない言葉!

 

喪主の大事な役割の一つである「喪主挨拶」。

参列して下さった方々に対し、失礼の内容に挨拶したいですよね。

しかし、多くの人の前で何かを話すって緊張しますし、何を言っていいかもわからないですよね。

 

そこで今回は、喪主の挨拶に関する疑問を解決していきたいと思います!

「喪主になったけど不安だな…。」という方は参考にしてみてください。

 

葬式の挨拶で喪主がメモを見ても大丈夫!?失礼!?

メモを読む

喪主挨拶の際、言いたいことはまとまっていても、いざ人前に立つと言葉が出てこなくなりますよね。

 

そういったとき、メモを見ながら挨拶してもいいのでしょうか?

実は、メモを見ながら挨拶してもいいんです!

 

喪主の挨拶で大事なのは、参列者への感謝の言葉をしっかり伝えること。

「メモを見ていたら格好悪い…。」などと思わず、メモを見ながら話したいことをきちんと伝えましょう。

 

むしろ、「暗記したつもりなのに、緊張して忘れちゃった!」という方が失礼なので、メモを見ながら話した方が安心です。

 

喪主の挨拶はいつ何を言うの?例文と立ち上がるタイミング

葬儀会場の写真

喪主の挨拶のタイミングは基本的に4回。

  1. お通夜終了時
  2. 通夜振る舞い(お通夜終了後のお食事)
  3. 告別式終了・出棺の際
  4. 仕上げ料理

その時々で話す内容を変えるのが理想ですが、以下の4点を入れて挨拶すれば失敗しません。

  1. 参列に対する感謝
  2. 故人の死について報告
  3. 故人と親しくしてくれたことに対する感謝
  4. 故人のエピソード

この4つの内容はあいさつの中に入れましょう。

 

加えて必要なのが、自己紹介や告別式に関する日程です。

自己紹介は家族葬の場合や、司会者が喪主の紹介をしてくれるのであれば必要ないと思います。

 

また、通夜終了時に挨拶するのであれば、告別式の日程などを伝えなければなりません。

 

また、忌み言葉を使わないように注意しましょう。

忌み言葉とは、生死を直接的に表現する言葉や、不幸が続くことを連想させるような言葉です。

 

「重ね言葉」ますます 重ね重ね 度々

 

「不幸が続くことを連想させる言葉」再び 繰り返し 再度

 

「生死の直接的な表現」死ぬ 生きているとき

 

では、以上のことを踏まえ、例文を紹介します。

 

(例)

親族を代表いたしまして、ひと言ご挨拶申し上げます。

本日は父○○の為にご参列いただきまして誠にありがとうございました。

父も皆さま方にお越しいただき、大変喜んでいることと思います。

(参列への感謝)

 

父は、持病の悪化のため3か月ほど闘病しておりましたが、昨日◯時◯分に息を引き取りました。享年80歳でした。

(故人の死について報告)

 

まじめで仕事一筋な人でしたが、退職後は孫と遊んだり旅行を楽しんでいたので、幸せな生涯をおくることが出来たと思います。

(故人のエピソード)

 

生前にいただきました父へのご厚情に対しまして、心より感謝申し上げます。

(故人と親しくしてくれたことに対する感謝)

 

なお、葬儀・告別式は明日○時○分より執り行わせていただきます。

何卒よろしくお願い申し上げます。本日はありがとうございました。

 

あまり長くなってもいけないので、3分以内に話し終えるのが◎。

ちなみに、立ち上がるタイミングは葬儀社の方が教えてくれるので心配しなくても大丈夫ですよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

難しく思われがちな喪主の挨拶ですが、ポイントを覚えてしまえば大丈夫。

メモを見ながら感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。

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