「毎日の家事、本当にお疲れ様、ありがとう。」
あなたはこの言葉を最近、いつ聞きましたか?
毎日だという恵まれた方はレアだと思います。
ご主人、子供の教育のたまものですね。
家事の大変さをねぎらってもらえることは、
家事を担う主婦の原動力になります。
しかし、どれだけ頑張っても評価を得られることのない家事は、
肩に重くのしかかります。
家事に終わりはなく、延々と続いていくループに
うんざりしてしまいますよね。
そんな辛い家事を、手抜きしてササッと終わらせることが出来たら、
毎日どれだけ楽になるか。
今日はそんな面倒な【家事の手抜き方法】についてお伝えしたいと思います。
目次
≪辛い家事ベスト3≫やり方で分かるあなたの性格タイプABC
生活を支える家事3つは、掃除・洗濯・炊事だと言われています。
この3つのジャンルから1つずつ、面倒で辛い作業をあげていきますね。
掃除・・・細かい場所のほこり取り掃除
洗濯・・・お洒落着洗濯の干す作業
炊事・・・献立を考える
「分かる!この作業辛い~!」
共感頂けて嬉しいです。
では、上記の家事のやり方を性格がまめな順に
ABCタイプと分けてご紹介しますね。
A:マメで繊細。真面目に、正しいやり方で、
などとこだわりをもっているタイプ
B:要領が良く、なんでもうまくこなす器用なタイプ
C: 面倒くさがりで、なんでも後回しにするタイプ
掃除(細かい場所のほこり取り)
☆ササッと軽く派
・毎日ササッと家全体をチェックして掃除⇒タイプA
・その場所を通りかかるついでにササッと掃除⇒タイプB
・普段は全くなにもせず、来客の前などに焦って見えるところのみササッと掃除⇒タイプC
☆念入り派
・毎日又はきまったタイミングに念入りに全体をチェック&掃除⇒A
・気の付いた時に念入りに掃除⇒タイプB
・年に一度、年末大掃除で念入りに掃除⇒タイプC
洗濯(お洒落着洗いの干す作業)
・平らに広げて形を整えて干す⇒タイプA
・形が崩れないハンガーにかけて陰干し⇒タイプB
・普通のハンガーにかけて他の洗濯物と一緒に干す⇒タイプC
炊事(献立を考える)
・自分の得意なレシピを書いたメモをたくさん保存・更新しており、毎回その中から選ぶ。
・週に1度、1週間の献立を作る。朝、昼は決まった品をルーティーンでまわす。
・毎食の献立に悩みながら、スーパーを行ったり来たりして考える。
上記でご自身がA・B・Cどのタイプにあてはまるか?近いものを選んで下さい。
3つの家事のうち、近いのもが家事ごとに違うなら、
3つの中で一番嫌いな家事に当てはまるタイプで決めて下さい。
これからタイプごとに対策法を紹介していきます。
※タイプAの真面目さん、タイプBの器用さん、タイプCの不器用さんと呼ばせて頂きます。
★タイプAの真面目さん★
何でも完璧にこなす癖があり、几帳面です。
潔癖症な方もおそらくこのタイプではないでしょうか?
真面目なことは良いことですが、家事をすべて完璧に
こなすことは、簡単ではありません。
納得のいく「完璧な」家事をこなそうとするあまり、
無理をしていませんか?
力を抜くところを作り、同じクオリティの家事が手抜き
して行えるよう工夫してみましょう。
★タイプBの器用さん
なんでも効率よくこなすことが出来るので、うまく力は抜けています。
さらに家事のクオリティをあげたり、家事を今以上に
時短で行うために、広く知識を求めましょう。
アイデアあふれるあなたなら、知識を増やすだけで、
さらに手抜きでも上手くいく家事の方法が見つかるはずです。
★Cの不器用さん
あまり悩まず思いつめないタイプなので、
家事の効率が悪くてもなんとか平気だったかもしれません。
頑張っているのに報われないタイプは、
圧倒的にCタイプの方に多いです。
これからお伝えする手抜き方法は、
きっと役に立つはずですので、参考にしてみて下さい。
そして、手抜きの考え方を身につけたら、
少し面倒ですが、ご自身に合う方法を考えて
試行錯誤を繰り返してみて下さい。
時短方法が見つかれば、毎日の家事がだんぜん楽になります。
こんなのアリ?!辛い家事の手抜き方法とは?!
先ほどあげた3つの辛い家事について、手抜きの方法をご紹介します。
細かい場所のほこり取り掃除
テレビの裏、窓のふち、冷蔵庫の上など、
たくさんの場所にほこりはたまります。
毎日丁寧に掃除する作業は果てしなく、
「そんな暇ない!」と放置してしまいますよね。
ほこりは放置時間が長いほど固まり、取れにくくなります。
特にキッチンまわりのほこりは、料理時に蒸散した
空気中の油を吸収し、ベタベタ汚れに変化します。
出来るだけこまめに掃除するにこしたことはないので、
その簡単な方法を紹介しますね。
★掃除道具をそろえる★
もちろん、ほこり掃除のためのワイパーや
専用の道具はお持ちだと思います。
道具の種類は問題ではありません。その『数』が大切なのです。
軽くなでるだけで、ほこりのとれる道具を
≪掃除したい場所の近く≫に配置して下さい。
出来るだけ、1ヶ所にひとつ必ず。
一部屋に1つでは少ないくらいです。
それだけで、掃除は格段に簡単になります。
国や自治体の街の美化政策には、
必ず『ゴミ箱の配置数の増加』が一番に実施されます。
観光地などの人が集まるところには、
必ずといっていいほどゴミ箱がありますよね。
某遊園地では、5メートルに1つのゴミ箱が配置されています。
逆に、ゴミ箱のない・少ない場所では、ごみの放置が目立ち、
汚れ、すさんだ雰囲気をかもしだし、さらに家庭ゴミの
投棄などの問題まで増えていきます。
『きれいにする行為』に対する手間が少なければ少ないほど、
それを維持することが簡単になります。
手の届くところにゴミ箱があるだけで、
そこに捨てればいいのですから、簡単です。
同じように、掃除道具を掃除したい箇所に置いておくのです。
それだけで、目に入る掃除道具で汚れに気づき、
ササッとほこりを撫でる習慣がつきます。
掃除の頻度があがることで、汚れがこびりつくのを防ぎ、
掃除の時短が叶います。
この方法は、掃除機などにもあてはまります。
試しに1部屋に1つ、手の届くところにスタイリッシュな
コードレス掃除機を配置してみて下さい。
その効果に、驚くはずです。
お洒落着洗濯の干す作業
お洒落着の干し方は、その素材と重さにより違います。
まずは、その知識があるか?です。
他の洗濯物と同じように扱うと、ダメージに弱い素材は伸びてしまったり、
肩にハンガー跡がついたり、せっかくのお洒落着が、
最短で部屋着へ格下げされる結果が目に見えています。
洗濯は洗濯表示をみて、正しく行うのがセオリーです。
ほとんどのお洒落着は、陰で平干しという表示がついています。
お気に入りのトレーナーなどは、表示ではそうでなくても、
型崩れを防ぎたいなら、そうすべきです。
「平干しなんて、場所がないからしたことない。」「やり方がわからない。」
という方も多いかもしれません。
先ほどのほこり掃除と同じです。
★道具を必要数そろえましょう★
ネットを検索すると≪平干し専用の洗濯用品≫がたくさん出てきます。
その中から、ご自身の使いやすいものを選ぶだけです。
スペースが必要ないタイプも多くあり、
画像付きで使い方は説明されています。
必要数は、2日に何枚お洒落着を洗濯するか?
最大数を干せる数でそろえて下さい。
2日としたのは、1日で乾かないことがあるからです。
使いやすい道具が必要な数あると、
「もう!干すの面倒くさい!」とイライラしたり、
雑に扱うことも無くなります。
献立を考える
もともと料理が好きで、たくさんのレパートリーがある人は、
こんなことで悩まないでしょう。
冷蔵庫にある食材を見て、「パッ」と献立を思いつく
イメージ力がある人は、むしろ楽しんで炊事ができるでしょう。
そうではない多くの主婦が、
「あ~、今夜何しよう?」と首をひねるのです。
TVの『○分で出来るクッキングレシピ』では、
「そんな食材普通の家庭に無いじゃん!」と
つっこみどころ満載の家庭料理が披露されることがあります。
何の参考にもならないですよね。
そんな時、役に立つものは「料理本」です。
数ある料理本を活用して、 ★自分だけのレシピ本を作成します★
最近は本当に数多くの料理研究家、料理愛好家、
主婦芸能人、などのレシピ本が出版されています。
SNSでもたくさんのンコンテンツやブログなどもありますが、
この度はアナログな「紙媒体である本」を選択します。
書店でたくさんある料理本の中で、『自分の好み・よくする献立』が
紹介されている本を選びます。
何冊か買うとよいと思います。
自分の好みの本を手にしたら、
ここから少し面倒な作業に入ります。
①本のレシピの中で、現実的に何度も作ろうと
感じるレシピを切り取ります。
②レシピをメインの食材ごとに分け、整理します。
③本に合う型のクリアファイルを何冊か準備し、
メイン食材を背表紙に書きます。
④先ほど分けたレシピをそこへはめ込んでいきます。
⑤このレシピファイルを悩んだときに参考にして、
冷蔵庫の中の食材と相談して作ったり、レシピを見ながら
買い物に行くなどして、毎日の食事作りに役立てます。
⑥気に入らないなど、使えなかったレシピがあれば、抜き取ります。
⑦自分のオリジナルのレシピがあれば、
料理名だけでいいので、白紙の用紙に書き込み、
ファイルに追加します。
まとめ
どうでしたか?
これならやれそう!と思っていただけましたでしょうか?
今回ご紹介した方法は、いくらかの初期投資が
必要なものばかりでした。
しかし、この方法を試して、もし毎日の家事が
『格段に楽になる』のであれば、
試してみる価値があると思いませんか?
どうぞこの記事を参考に、嫌になるほど面倒な家事を
【時短で楽ちんな家事】へ昇華させてみて下さいね。