暑くても、寒くても、私たちの強い味方であるエアコン。もはや、生活になくてはならない存在となってしまいました。
しかし、そんな毎日の暮らしを快適にしてくれるはずのエアコンで夜眠れないという事例があるのです。
それは室外機の音。気になってしまい、夜も眠れないばかりか、ご近所にまで迷惑をかけていないかと心配というケースが多々あるようなのです。
しかし、この騒音の原因や、音をなくす方法というと意外と知らない方が多いのではないでしょうか?
今回は、そんなエアコンの室外機がうるさい場合の対策の仕方について解説していきます。
エアコン室外機の音で迷惑をかけてるかも?苦情が怖くてつけられない
室外機の音って、ふと気がつくと大きな音を放っていることがあります。
自分の家なら音の大きさをチェックできますが、周囲からみてどれくらいのものなのか調べることはまず不可能。
そもそも、どれくらいの音が騒音レベルなのかわからないといった場合もあるでしょうし、困ってしまいますよね。
中には苦情が怖くて、エアコン自体をつけることができないという人もいるのではないでしょうか?
確かに、近所から騒音被害のクレームが一度でも来てしまえば、ご近所同士の円滑な関係に一発でヒビが入ってしまうということもありえます。
逆に自分に置き換えてみると「うるさい」とはなかなかお隣さんには言いづらく、躊躇してしまうでしょう。
なのでエアコンの室外機の音で周りに迷惑をかけないようにするのは、繊細な気遣いが必要であり、その音のうるささに、いち早く気づくことができたあなたは正解だと言えます。
エアコンの室外機によるご近所トラブルを回避する!
とはいっても、ご近所トラブルになりえるほどの騒音とは、一体どれくらいの音であれば異常なレベルなのでしょうか?
それは、”室内にまで聞こえるほどの音の場合”です。
音が聞こえてくるというときは、エアコンの室外機が、経年劣化していないか?室外機フィルターが詰まっていないか?設置場所に問題はないか?といった点をチェックするようにしましょう。
例えば、室外機の下部分の部品が破損していると、「ガタガタ」といった振動が原因の音がすることがあります。この場合は防音マットを敷くか、プロラック部分を新しくすることで、消音効果が得られます。
それでも室外機の音が気になるという場合は、家電量販店などで販売されている「防振マット」を必要なサイズにカットして使用すると良いでしょう。
もし、これでも騒音が止まず原因がわからない場合は、メーカーへ電話をしてもらい見てもらうようにしましょう。修理が必要となる場合もありますが、ただどちらにしても費用がかかるものなので、古いタイプのものであれば買い替えも検討せざるを得ないかもしれません。
お互いに、気持ちの良い生活を送ることができるように、いつも気遣いを忘れることのないようにしたいものです。